昭和から平成に変わる頃バブル崩壊と言う事件がありました。それ以来日本の国内総生産GDPは500兆円台前半から増えていません。一時期世界の17%もあった日本のGDPは平成の終わりには世界の6%を占めるまで縮小してしまいました。日本経済が30年間成長しなかったのに対し世界は物価上昇率2%のインフレが継続していたから当然の結果であると言えます。一億総中流社会と言われていた社会の貧富の差が拡大し、労働者の貧困化が進んでいます。明らかな経済政策の失敗であるにもかかわらず成長する経済への転換の動きは強くありません。というより財務省は強く基礎的材収支の均衡策へ執着しているように見えます。
平成になってからの日本の不景気或いはデフレについてはお金は十分あるのに使わなさ過ぎた結果と考えてきた者にとってはこの悲惨な状態が続くのは耐え難いことです。これまでの経済政策の失敗を正し、米国、中国と並んで世界の指導的な国に復帰することを目指して「日本を再び世界一豊かな国にする会」を作り、賛同者を募っていくことにしました。世界一豊かな国になるためには難しいことはありません。理想的な日本に必要なもののために有り余るお金を使っていけばいいのです。この考えに賛成の皆様のご支援をお願い致します。
村島 定行
略歴
昭和17年5月 台湾に生まれる
昭和36年3月 熊本高等学校卒業
昭和40年3月 九州工業大学卒業
昭和49年1月 京都大学工学博士
平成4年7月 鹿児島大学情報工学科教授
平20年4月 定年退職、鹿児島大学名誉教授
令和元年12月 アパ日本再興財団第12回真の近現代史観
懸賞論文 最優秀賞藤誠志賞 受賞
著書
日本の未来を拓く学問のすすめ 牧歌舎 平成19年
歳出削減と増税は国を滅ぼす 風詠社 平成20年
漢字かな混じり文の精神 風詠社 平成21年
平成国富論 風詠社 平成25年
平成日本はなぜ没落したか(副題 自らを第一としないものは滅びへの道を選ぶ) Kindle版 平成31年